代表者コラム COCO KASHIKO ココ・かしこ

中小企業家同友会に入会した理由 ~伝える力をつける~

3月に法人化した日に、広島県中小企業家同友会に入会しました。
すでにオブザーバーとして2回ほど参加させていただいた中③④地区です。
 

残念ながらコロナ渦により、同友会の通常活動もストップ。
私も安田女子大学のオンライン化に奔走していた関係で
初めての活動が中③④地区をさらにグループに分けたZoom会議でした。
 

実はZoomがあまり得意ではありません。
Zoomは一度に1人しか喋れません。
そのため発言の際の、あのスポットライトを浴びるような感じが苦手です。
簡潔に終わらせないと・・と思えば焦りますし
わざわざみんなを黙らせて話すと思えばこれもプレッシャー。
 

ただでさえ初めての同友会活動。
そしてお会いする先輩経営者ばかりのZoom会議。
ずっと黙って聴くだけの私に
気の利く先輩経営者が話をふってくださるのに
「こんな意見や感想は的外れかな?幼稚かな?」と思うと
思ったことの半分くらいしか言えませんでした。
 

でも結局あとになって
ほかの先輩経営者の発言や取りまとまった内容が
実は自分が思っていたことと同じだったりしました。
もっと素直に思い切って、落ち着いて伝えればよかった・・。
そう思い後悔しました。
 

私は時間をかけて構想した原稿があることは喋れますが
突発的な状況できっちり自分の意見や考えを伝えることが苦手です。
「あー、こう言えば良かった!」と思うことがしばしば。
これはオフィシャルでもプライベートでも同じ。
「伝える力」がないんですね。
 

でも。
それこそ私が同友会に入会した理由の一つでもありました。
経営者として学ぶこと。
経営者として自信を持つこと。
 

私が経営者になったのは43歳の時です。
最初の就職はPCスクールインストラクター。
バイトから社員になったため、まともな社員教育を受けたことがありません。
その後もPC画面の前でにらめっこ。籠ってばかりの業務。
外に出て人と触れる仕事をしたのは30代半ばを過ぎてのことでした。
 

そういう経緯もあり、経営者として『遅咲きのひよっこ』。
自分の未熟さが恥ずかしいけれど、何事も経験。
心はハラハラで逃げ出したいくらいでも
トライして失敗して。場数を踏んで。
 

たとえ相手が子どもでも重鎮経営者でも。
きちんと自分の意見をわかりやすく
同じスタンスで伝えられるようになりたい。
そう思います。
 

まだまだこれからです。